常にに人気のある、身体の中の老廃物(体内毒素、宿便)を排出する「ごぼう汁半断食」とは。
身体の自然な働きを妨げている原因の一つには、身体の中にたまった老廃物(体内毒素)です。食生活のみだれ。過飲過食により、ハイカロリー、高蛋白の物、糖分、乳製品、食品添加物、合成着色料の入ったもの等。その他サプリメント、各種の薬品等。 現代人は以上の物を必要以上に取り過ぎる事により体内で処理できないものが腹腔内や細胞の中に未処理物質となって残ってしまった。そして肝臓、腎臓などの解毒、浄化処理の働きを司る臓器の疲れを呼び、これにより身体の正常な機能が妨げられ病気の原因となっている事も少なくないと思います。 身体の正しい働きを邪魔しているこれらの要らない未処理物質(老廃物)を宿便として体内から排出する一つの方法として「ごぼう汁半断食」が効果的です。
宿便とは一般に腸の中に何年もこびりついているコールタールのような古い便と思われていますが、実はそうではないようです。私は(たくみ堂院長)数年前健康診断で大腸の内視鏡検査を受けました。自分の腸内を見る事にも興味がありました。しかしその際、宿便らしき物は認められませんでした。私はドクターに質問いたしました。「宿便はあるのでしょうか。」と聞いてみました。 ドクター曰く 「宿便というものは世の中の噂であって実際はそんなものはありませんよ。」と言うお返事でした。では昔から言われている宿便とは一体どのような物なのでしょうか。宿便はあるのか、ないのかどっちなのでしょうか。
それでは腸の中は一体どの様になっているのでしょうか。その仕組みを少し調べますと、腸の細胞は数日毎に皮膚細胞が剥がれ落ち、生まれ変わるので、便がいつまでも腸の壁にこびりついて存在することはあり得ません。では宿便の正体はいったい何でしょう。先に述べたようにそれは胃腸の働き以上に食べ続けてきた結果、肝臓、腎臓の処理能力を超えた未処理物質が腹腔内に老廃物となり動けなくなってしまった。それが「ごぼう汁半断食」で身体が元気を取り戻し、全身の細胞が動き出すと腹腔内の未処理物質が宿便というかたちでとび出してくるのです。身体中の細胞が元気を取り戻したら、宿便が出てくるのも当然の事でしょう。
その方法は、1日2食お茶碗一杯の玄米粥と梅干1個、そして夜はこれにプラスしてごぼう汁を飲みます。
■作り方 ●ごぼう汁(生ごぼう約7センチ)を皮ごとすりおろし、生姜おろし少々、生みそ(小さじ1杯)で適宜で味付けして、熱湯を注いだだけのみそ汁を飲みます。3日~5日間までで効果がすぐに表れなくてもそれ以上は続けないでください。月に1回だけでまた翌月おこなってください。(女性の方は生理の3日目より3~5日間行うとより効果的です。)これを飲みながらこんにゃく温湿布をおこなうと宿便はさらに出やすいでしょう。