#不妊体質を改善する食べ物

不妊体質と食べ物とは、密接な係わりがあります。食べ物が豊富になった現在なぜ不妊体質が増えてきているのかということに注目しなくては、いけないでしょう。 

現在欧米諸国では、肉食過多の害による肥満と成人病(生活習慣病)に悩んだ結果、肉食を減らし野菜や、穀物類を多く摂る事の良さを見直し始めています。 それにより日本食の良さが目に止まり最近では、日本食ブームが起こっています。 ところが我が日本ではその逆に肉食中心の食生活から今だに抜け出せません。日本古来の人達が培ってきた 穀類を主食とし、野菜や魚介類の素晴らしい食べ物を捨て、肉、卵、白砂糖や、乳製品中心の食べ物に変えようとしています。 それにより現代の人達は、今までなかった病に悩まされるようになってしまいました。 自律神経やホルモンのアンバランスが生じています。
不妊症もその一つかもしれません。しかし皆さんは賢くならないといけません。
あなたはもうすでに気が付きはじめていると思います。では具体的に何をどのように食べればよいのでしょうか。

主食は玄米が理想的です
玄米は日本人の主食として、重要視され古来より食べられてきました。 玄米には白米にはない胚芽があります。胚芽には各種ビタミンや、ミネラル繊維質が豊富に含まれており、生命力に満ち溢れています。玄米は蒔けば芽が出ますが白米ではどんなに頑張っても芽は出ません。つまり玄米には、新しい生命を生み出す栄養素がすべて入っているのです。
玄米に小豆、おし麦、ハト麦、粟、ひえ、などを混ぜて圧力釜で炊いて黒ゴマをかけて食べるのが理想的です。(とても美味しくて食べやすくなります。) 美味しく炊くコツは、水加減、火加減と時間ですが、軟らかさと硬さは、好みで調整してください。 玄米の美味しさは、白米の比じゃないですよ。
豆類ー小豆、大豆、うずら豆、黒豆、花豆、

野菜類
野菜には優れた面が、沢山あり、健康に良いことは誰もが理解していることですが、その野菜の摂取不足も不妊体質を招いています。ひと握りの生野菜では絶対量が不足しています。一日の野菜の摂取目標は350グラム以上です。(一つの目安として肉や、魚を摂ったらその倍の量の野菜を) しかしこの量を生野菜で摂るのは弊害が多いでしょう。お腹を冷やしてしまいます。 野菜は茹でる、煮るなど調理して温かい状態で摂るのが理想的ですね。
葉類全般と根菜類ー人参、大根、ごぼう、レンコン、イモ類(サツマイモ、ジャガイモ、長芋、自然薯、里芋) いずれも国内産で無農薬しかも自分の住んでいる近くで獲れた旬の路地物がよいでしょう。
果物は不妊治療中の方には、あまりお奨めできません、体が冷えて陰性になりやすいので控え目に摂りましょう。

海藻類
日本は回りを海に囲まれており海草は、ごく身近な食品です。 海草はカルシウムが十分含まれたアルカリ性食品です。毎日少しずつ摂りましょう。ワカメ、昆布、のり、ひじき。

発酵食品ー味噌、醤油、黒酢、納豆(すべて自然醸造で天然熟成の物がよい)

梅干ー日本の気候風土に育まれ親しんできた梅干は、日本人の生理と上手に結びつき活躍してきました。 梅干には、クエン酸、リンゴ酸が多く、またビワの葉にも含まれているアミグダリンも多く含まれております。 血液の殺菌、浄化、排毒作用が強く、胃腸の働きを活発にして便秘や下痢を防ぎ食欲増進にと、いい事ずくめの梅干です。 無添加、無農薬の梅干を毎日一個たべましょう。

は、小魚を中心とした丸ごと全体食ができる魚がよい。(刺身や、お鮨は体を冷やし陰性にするので好ましくありません。)

ー塩はとても大切なのですが、食塩は99%塩化ナトリウムだけなので害があります。体に必要なミネラルがたっぷり含まれているのは、自然塩です。(海水から作り出した天然の物は、体に必要なミネラルが十分含まれています。)

砂糖ー砂糖は極力減らしましょう。とくに白砂糖は害がありますので、できるだけ黒砂糖を使うことをお奨めします。

飲料水ー人体の65%は水分です。飲料水はとても大切です。ではいったいどのような水を飲めばよいか。
1-安全な水であること。(人体にとって有害な物質が含まれていない。)
2-飲んで美味しい水であること。
3-低価格で手軽に手に入る物であること。
4- 簡単で永続きできる方法。
最近はミネラルウオーターとして、色々と選択肢がありますので好みでお選びになるのがよろしいかと思います。 

その他食品添加物の多い加工食品や、インスタント食品をさけること。 食べ物の基本原則は、身土不二であること。(土と体は同じであり、その土地で季節にでまわる旬の物を食べること。)

 

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